日比谷公園の中にある『日比谷野外大音楽堂』は、通称「野音」と呼ばれています。
夕方のまだ空が明るい時にライブが始まり、いつの間にか夜空に変わっていく…。
そんな時間の移り変わりを、好きな音楽と共に体感できる場所でもあります。
そして、演奏後のしーんと静まり返った会場に聞こえてくる虫の鳴き声。
まるで都会のオアシスのようです。
日比谷野外大音楽堂の座席について
日比谷野外大音楽堂 (東京都)https://t.co/BLzro7KZkZ
日比谷野音座席表 (3119人)&スケジュールhttps://t.co/Gt18Ndm9tr pic.twitter.com/7cIunAE6jg
— LiveWalker (@livewalker) July 10, 2016
ステージを正面にして、縦はA・B・Cの3ブロックに分かれています。
Aブロックは小ブロックが5つ、Bブロックは7つ、Cブロックは12と、後方になるにつれて席数が多くなる扇形の座席です。
座席数は2,653席あり、立見385席、車椅子席15席を合わせると、合計3,053席のキャパシティーとなります。
席は個々になっておらず、小ブロックごと10人前後分のベンチになっています。
Bブロックは、1列目から12列目まであり、全列1番から84番までの座席番号です。
階段はないですが、傾斜のゆるいスロープになっています。
最後部のCブロックは、1列目から16列目まで、1番から最高134番までありますが、小ブロックごとに異なります。
また、階段があるため多少は段差があります。
日比谷野外大音楽堂の見えやすい席はどこ?
#AliA / #ユートピア
Live at 日比谷野外大音楽堂
━━━━━━━━━━━明日8/13(日)19:00より
プレミア公開決定🎉⏬YouTubeはこちら https://t.co/NQ3EWae7hC pic.twitter.com/mqvd7tyMSg
— AliA(アリア) official (@AliA___official) August 12, 2023
Aブロックはもちろんステージに近いですが、少し顔を上げてみる感じになるので、ライブハウスの前方にいる感じと似ているかもしれません。
Bブロックの37番から48番あたりが中央の席になります。
3列目で見たことがありますが、真ん中の席だったので見やすかったです。
Bブロック1列目だと、Aブロックの後ろの通路を挟んだ後の席なので比較的見やすいでしょう。
ただし1列目でも、下手側または上手側の壁側から2つめのブロックあたりまでは、ステージの作りによっては見づらい場合があります。
Cブロックは57番から78番までが中央の席になりますが、1列目から3列目に席はありません。
最後列の16列目の後ろに柵があり、そこがスタンディング席となります。
柵の目の前にいればステージは見えると思いますが、その後ろだと平地なので見えずらい可能性大です。
日比谷野外大音楽堂 屋外ならではの注意点
日比谷野外大音楽堂でハンバートハンバートを見てきた。予報では天気があやしかったけど、雨に降られずによかった! ※最後に写真撮影OKタイムがあったので撮影。 pic.twitter.com/xgtYfGAa2Y
— ユキオ@イダ (@nHs0hVbWIcTVgxx) August 11, 2023
日比谷野外大音楽堂は屋外の会場なので、ステージはもちろん、客席にも屋根はありませんが、
周りには木々が生い茂っています。
使用時間は9:00〜21:00と決められているためか、17時開場の18時開演になっているライブが多かった様に思います。
しかも、準備や片づけの時間もその時間内にやらなければいけない決まりがあるのです。
アンコールで時間が伸びてしまったら、片づけの時間が短くなってしまって大変そうですね。
更に利用規定では、コンサート(音楽会と明示)は、土日祝のみの使用となっています。
公園の周辺は官庁街なので、そのあたりの配慮かもしれません。
また、チケットに『※雨天決行』と必ず入っていました。
公演にもよるかと思いますので、その点は確認してくださいね。
途中から雨が降ってきたことがありましたが、
傘は使えないので、カッパを持参している方も割と多かったです。
夏の時期、そしてライブ後半に降ってきた時は既に大汗をかいていたので、逆にテンションが上がってしまいました。
ちなみに、雨でステージも滑りやすくなってしまう様で、転んでしまったアーティストもいました。
そして夏の時期は、蚊にも要注意です。虫よけスプレーなどを用意した方がよいかもしれません。
日比谷野外大音楽堂は令和5年で100周年
日比谷野外大音楽堂は令和5年で100周年を迎えるため、記念イベントが多数行われたり、グッズも販売されています。
この会場では、矢沢永吉さんがいたキャロルやキャンディーズなど、多くのアーティストの解散コンサートが行われてきました。
ちなみに、キャパが1,000人の小音楽堂でも、ライブやクラッシック演奏などの公演が行われています。
大音楽堂は「ロックの殿堂」や「フォークの殿堂」とも呼ばれ、記念ライブなど伝説と呼ばれるコンサートなどの歴史が刻まれている会場です。
屋外なので、もちろん会場の外でも音が聴こえてきます。
そして周辺には、焼きそばやビールなどの屋台が多数出ていて、お祭り気分も味わえました。
公演前に呑んだり食べたりしている人も多かったですね。
トイレについては、公園内に多数ありますので、野音の近くで混んでいたら別の場所に行った方が早い場合もあります。
実は、令和6年10月1日より再整備のため使用ができなくなります。
どの様に生まれ変わるかは、まだ発表されていませんが楽しみですね。
最寄り駅は、東京メトロ 丸ノ内線・千代田線の霞ヶ関駅、または都営地下鉄 三田線の内幸町駅から、いずれも徒歩3分。
JR新橋駅か有楽町駅からは、徒歩15分で行くことができますので、ご都合によってお選びください。