今回は2023年男子日本代表チームの最新の最高到達点についてまとめました。
2022年の日本代表では髙橋健太郎選手が最高到達点361cmで1位となっています。
2023年新メンバーも加わりその記録を超える選手はいるのでしょうか?
全日本男子バレー全選手の最高到達点と、最高到達点上位5選手をまとめましたのでどうぞご覧ください。
最高到達点とは?
スパイクするための助走をして、そこからジャンプ!
床から、手を挙げている指先までの距離を「最高到達点」といいます。
最高到達点の平均
全日本男子 | 約340cm |
全日本女子 | 約300cm |
高校男子 | 約320cm |
高校女子 | 約295cm |
中学男子 | 約298cm |
中学女子 | 約265cm |
全日本男子 最高到達点(ポジション別)
ポジション | 名前 | 身長 | 最高到達点 |
オポジット | ①西田有志 | 186cm | 350cm |
④宮浦健人 | 190cm | 347cm | |
⑱西山大翔(初) | 193cm | 350cm | |
㉛高橋慶帆(初) | 193cm | 350cm | |
OP平均値 | 190.5cm | 349.3cm |
アウトサイド ヒッター | ⑤大塚達宣 | 195cm | 340cm |
⑦高梨健太 | 190cm | 343cm | |
⑪富田将馬 | 190cm | 342cm | |
⑫髙橋藍 | 188cm | 343cm | |
⑭石川祐希(主将) | 192cm | 351cm | |
⑮柳田将洋 | 186cm | 335cm | |
⑰小澤宙輝 | 186cm | 340cm | |
㉒藤中謙也 | 188cm | 340cm | |
㉖山崎彰都 | 190cm | 345cm | |
㉚甲斐優斗 | 200cm | 353cm | |
㉞新井雄大 | 188cm | 350cm | |
OH平均値 | 190.3cm | 343.8cm |
ミドルブロッカー | ②小野寺太志 | 202cm | 345cm |
⑥山内晶大 | 204cm | 354cm | |
⑩髙橋健太郎 | 201cm | 361cm | |
㉓佐藤駿一郎 | 205cm | 352cm | |
⑯村山豪 | 191cm | 338cm | |
㉕難波尭弘 | 198cm | 344cm | |
㉘エバデダンラリー | 195cm | 350cm | |
㉜麻野堅斗 | 206cm | 345cm | |
㉟樫村大仁 | 196cm | 345cm | |
㊱三輪大将(初) | 192cm | 343cm | |
MB平均値 | 199.0cm | 347.7cm |
セッター | ③深津旭弘 | 183cm | 337cm |
⑧関田誠大 | 175cm | 324cm | |
⑨大宅真樹 | 177cm | 315cm | |
㉑永露元稀 | 192cm | 330cm | |
㉙山本龍(初) | 185cm | 330cm | |
㊲下川諒(初) | 178cm | 315cm | |
S平均値 | 181.7cm | 323.7cm |
リベロ | ⑬小川智大 | 175cm | 305cm |
⑲築城智 | 174cm | 305cm | |
⑳山本智大 | 171cm | 299cm | |
㉔高橋和幸 | 170cm | 305cm | |
㉗藤中颯志 | 178cm | 325cm | |
㉝備一真(初) | 168cm | 302cm | |
L平均値 | 172.7cm | 306.8cm |
オポジットの平均最高到達点が最も高いと分かりました。バネがあるということでしょうか。
オポジットとアウトサイドヒッターの平均身長は同じくらいだという事も分かりました。
最高到達点1位は高橋健太郎選手
2022年日本代表の最高到達点1位は、高橋健太郎選手でした!最高到達点はなんと361cmです。
- ポジション:ミドルブロッカー
- 所属:東レアローズ
- 生年月日:1995年2月8日
- 出身地:山形県
- 身長:202cm
- 体重:90kg
- 最高到達点(スパイク)361cm
- 最高到達点(ブロック)350cm
- 垂直飛び:90cm
- 出身校:米沢中央高校→筑波大学 参考:vリーグ
高橋健太郎選手の最高到達点はなんと361cmです!!
2014年から日本代表に加わった選手です。2014年に加入した選手はほかに、山内晶大選手、石川祐希選手がいます。
東京五輪に落選し絶望していた中、奥さんのささえのおかげで気持ちを切り替えることができたそう。そして徹底的に体を作り直すためトレーニングに励みました。食生活も見直したそうです。
その成果もあり、Vリーグ開幕前の2022年10月に最高到達点が361cmと大幅に伸びました。このころから、ブロックにおいても手ごたえを感じてきたと言っています。
ブラン監督も高橋選手のブロックを絶賛しており、世界に通用するミドルブロッカーとして活躍が期待されます。
最高到達点2位 山内晶大選手
山内晶大選手の最高到達点は354cmです!
- ポジション:ミドルブロッカー
- 所属:パナソニックパンサーズ
- 生年月日:1993年11月30日
- 出身地:愛知県
- 身長:204cm
- 体重:85kg
- 最高到達点(スパイク)354cm
- 最高到達点(ブロック)335cm
- 出身校:名古屋市立工芸高校→愛知大学院大学
高橋健太郎選手、石川祐樹選手と同じく2014年に全日本代表に選ばれた選手です。
山内選手は中学までバスケットボールに所属しており、バレーボールを始めたのは高校からとのこと!
しかし高校では、部員が少なく県大会出場もできなかったようです。しかし、長身だった山内選手は、愛知学院大バレー部の監督の目にとまりスカウトされることに。
そしてその愛知学院大在学中になんと日本代表に選ばれたのです。たった競技歴5年で日本代表に!!すごすぎます!
最高到達点3位 甲斐優斗選手
甲斐優斗選手の最高到達点は353cmです!
- ポジション:アウトサイドヒッター
- 生年月日:2003年9月25日
- 出身地:宮崎県
- 身長:200cm
- 体重:79kg
- 最高到達点(スパイク)353cm
- 最高到達点(ブロック)330cm
- 出身校:日南振徳高校→専修大学(在学中)
全日本代表2年目の甲斐優斗選手。現在専修大学2年生です。
中学ではアウトサイドヒッターの選手として活躍。アウトサイドヒッターとは、レシーブもできてスパイクも打てることが特徴です。
高校では、周りにサーブレシーブができてスパイクが打てる選手がいたため、アウトサイドヒッターではなくミドルブロッカーとしてプレーしました。
後衛では通常であればリベロと交代するところですが、甲斐選手はレシーブやバックアタックをするオポジットになるという、変則ポジションだったとのこと。
甲斐選手は、アタック、バックアタック、レシーブもできる、そしてオポジットにもなれるオールランドな選手ということがわかりました!
2023年度の全日本ではアウトサイドヒッターとして登録されています。
「日本代表では最終的にアウトサイドヒッターを目指している」との事でしたので念願だったようですね!
200cmのアウトサイドヒッターという事でとても注目しています!!
最高到達点4位 佐藤駿一郎選手
- ポジション:ミドルブロッカー
- 生年月日:2000年5月17日
- 出身地:宮城県
- 身長:205cm
- 体重:95kg
- 最高到達点(スパイク)352cm
- 最高到達点(ブロック)324cm
- 出身校:東北高等学校→東海大
佐藤駿一郎選手の最高到達点は352cmになります。
佐藤駿一郎選手の日本代表初選出は2018年です。
2023年東海大を卒業し、ジェイテクトSTINGSに加入した佐藤選手。
佐藤選手の持ち味はブロックとクイック攻撃です!
ブロックは高さがすごいです。傘のように包まれたブロックは、相手がどこに打ってもシャットアウトを食らってしまいそうです。
真下に突き刺さるブロックは気持ちいいですね・・・。相手はものすごく悔しいはずです。
そしてクイック攻撃。相手ブロックがしっかりついていない時は突き刺さるようなスパイク。そしてクイックでもコース打ち分けをしているので、相手チームにとって一層ディグ(レシーブ)が難しくなります。
最高到達点5位 石川祐希選手
石川祐希選手の最高到達点は351cmです。
- ポジション:アウトサイドヒッター
- 所属:パワーバレー・ミラノ(イタリア)
- 生年月日:1995年12月11日
- 出身地:愛知県
- 身長:192cm
- 体重:84kg
- 最高到達点(スパイク)351cm
- 最高到達点(ブロック)330cm
- 出身校:星城高校(愛知)→中央大学
2014年、石川選手が日本代表に選ばれてからバレーボールが盛り上がってきましたね。
当時は見た目で注目されていたようですが、実はプレー自体が心底素晴らしい選手だと、誰もが思ったことでしょう。
石川選手はとても高い意識をもっていて、常にさらに上を目指す選手という印象です。これはワンピースのルフィーと同じ概念の持ち主かと思うほどです。(私個人の感想です(;^_^A)目指すものは1つだと!
中央大学1年生の2014年に、海外のセリエAでプレーを始めるのです!どんどん成長していき、さらに日本のレベルも上げていきたい、その一心で頑張っているのだと思います。
石川選手はスパイクや豪快なバックアタックだけでなく、魅せるバレーをするのも魅力的です。
特にフェイクセットは圧巻ですよね。
まだまだこれからも日本代表を引っ張って行ってほしい選手です。
男子バレー日本代表の最高到達点まとめ
今回は2023年度男子日本代表の最高到達点についてしらべました。
1位は高橋健太郎選手の361cmでした!2022年度に引き続き髙橋健太郎選手が1位です。
今の日本代表はもっともっと記録を更新しそうな予感がします。現に高橋選手はもっと跳べそうだと言っていますし(*^-^*)
日本代表に元全日本主将の柳田将洋選手も選ばれました!若い選手を盛り上げて引き上げていってほしいですね!
2023年もますます男子バレーから目が離せません!