日本武道館1階スタンド席の見え方は?どこが見えやすいか解説!

日本武道館1階スタンド席見え方

日本武道館のスタンド席は、場所によってはアリーナ席よりも見やすい場所です。

また、東側の席や西側の席であれば、ステージからの距離が近くに感じられるかもしれません。

それでは日本武道館1階のスタンド席について、下記の項目に分けてご説明します

目次

日本武道館スタンド1階座席について

日本武道館1階スタンド席

日本武道館1階スタンド席は上の図で赤く塗りつぶした部分になりあす。

会場は、正八角形の形に沿って、8種類の席種に分かれています。

まずステージに向かって、正面がS(南)席です。

S(南)席を基本にして、東側と西側に3つずつエリアがあり、

ステージ後方は、N(北)席です。

東側は、SE(南東)・E(東)・NE(北東)

西側は、SW(南西)・W(西)・NW(北西)

縦に10列(A~H・J列)、横は一列目であるA列が7番から42番まであります。

最後列となるJ列は1番から48番までと、列によって席数が異なる扇形の会場です。

ちなみに、1階も2・3階もI(アイ)列はありません。

他の数字やアルファベットと、見間違えてしまうからかもしれませんね。

また、S(南)席の後方、H・J・K列の真ん中2ゾーンは、「ミキシングルーム」です。

そのため、他のエリアよりも席数が少なくなっており、

最小で35席、最大で45席と席数に差があります。

ちなみに「ミキシングルーム」とは、ライブの音に関する機械や設備があるところです。

こちらで、音響に関するエンジニアの方々が操作をしています。

舞台の裏方ではありますが、大事な役割を担っているポジションと言えるのではないでしょうか。

座席は、1階のみ映画館の様に折りたたみ式です。

壁際にも席が設けられていることも、1階のみの特徴でしょう。

そして、天井に空調があるので、かなり涼しくなる可能性があります。

ライブで暑くなるとはいえ、夏は上着があった方が安心かもしれませんね。

尚、1階のS(南)、SE(南東)、SW(南西)の3ブロックに車椅子席が設けられる様になりました。

同伴の方は、前列にも座れる様になっており、30組(60席)分が確保されています。

また、席のエリアごとに下記の通り色分けされていて、分かりやすくなっています。

・S(南):レッド

・SE(南東)、NE(北東)、SW(南西)、NW(北西):グリーン

・E(東):ブルー

・W(西):イエロー

・N(北):ホワイト

1階スタンドの見え方

私が1階のスタンドで見た座席は、南東と南西の2つのエリアです。

ここでは、できる限りの情報をお伝えさせていただきますね。

・南東エリア

初めて見た1階席は、K列のステージ寄りでした。

A列~H・J列があり、その後ろに通路を挟んでK列があります。

すぐ前に人がいないので圧迫感はないですが、

その分、ステージからは遠く感じられましたね。

同じ列でも席番の1番が中央より、つまりステージからは遠くなります。

逆に一番端となる34番が最もステージに近く、私が見たのもその辺りでした。

この時は、現在よりも視力も良かったのこともあり、ステージにいるメンバー全員の動きが分かりました。

また、同じエリアでも、A列とJ列の席では断然見え方が違います。

最前列であるA列の20番台の席で見たことがあります。

この時は、ステージから近い!と嬉しくなったものです。

「アリーナ席より、よく見える!」と、感激したのを覚えています。

更に、目の前には遮るものが何もなく、

ずっとステージのアーティストを見続けられるという幸せを感じられました。

ただし、手すりはあるものの、飛んだりはしない方が良いですね。

アナウンスも流れますが、物を置くのもNGです。

高所恐怖症の方は、注意した方が良いかもしれません。

・南西エリア

このエリアでは、B列の30番台でした。

南東とは逆で1番の方がステージよりになります。

また、40番台寄りの席だったので、ほぼS(南)席エリアと見え方に大差はありません。

それでもB列ということは、2列目です。

前列に人がいるというのは、なんだか安心感がある一方で、

あと1列前だったらなー、という考えがよぎってしまいました。

日本武道館1階スタンド席見えやすい座席はどこ?

最も見えやすい、1階のスタンド席はどこでしょう。

正直、難しいですね。それは、人それぞれかもしれません。

最もステージに近いのは、E(東)またはW(西)の真横のエリア、

そしてN(北)でしょう。

更に、E(東)は40番台、W(西)では1桁台の番号の席がステージ寄りになります。

次にステージに近いのは、真後ろのN(北)席です。

ただし、アーティストが時々振り返ってくれるとは言え、後ろ姿をずっと見続けるわけです。

それでも確かに、近い場所ではあるでしょう。

次に近いと言えば、SE(南東)とSW(南西)エリアですね。

席番は、同じくSE(南東)は40番台、SW(南西)は1桁台の番号が

ステージ寄りとなります。

そして、真正面の席であるS(南)が、最も見やすいと感じる人もいるのではないでしょうか。

遠くても、正面からステージを見ることができる、唯一のエリアだからです。

ですが、バンドのライブの場合、各ポジションのファンによっても

異なってくると思います。

東側もしくは西側それぞれで、お目当てのミュージシャンが近くなったり、

遠くなったりするわけですから。

とは言っても、なかなか希望通りの席に座ることができないのは、致し方ないことです。

ほとんどの場合、毎回異なる座席になるのは必然だと思います。

ですが、それぞれの場所で見え方の違いも楽しめると良いですね。

その他

ステージから一番遠い席となるS(南)は特に、双眼鏡があると良いでしょう。

スタンド席は、1段毎に席があるので多少は見えやすくなっています。

ただし、前席の方が背が高くて見えづらい場合があるのは致し方ありません。

それとは別に、双眼鏡があるとアーティストの表情なども見ることができるので、

持って行って損はないと思いますよ。

そして、これも公演によりますが、観客によるウェーブが行われることも。

西エリアから東エリアへ、人が波打つ様は圧巻です。

順番がきたら立ち上がってすぐ座るという、誰からともなく始まるウエーブ。

ファン同士の一体感が生まれるライブは、とても心地良いものです。

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