東京ドームでライブはなぜすごい?はじめてライブをした歌手は?

東京ドームのライブはなぜすごい

アーティストはなぜ東京ドームを目指すのでしょうか?

東京ドームの始まりについて詳しくまとめました。

また東京ドームで初めてライブをした海外の歌手、日本の歌手もご紹介します。

この記事を読めば、どれほど東京ドームがすごいのか分かります!

目次

東京ドームのライブはなぜすごいのか

東京ドームはいつコンサートホールとして誕生したのでしょうか。

最初は、1936年に「後楽園球場」として開場しました。

それから、50年以上経った1988年に『日本初の全天候型多目的スタジアム』として

東京都文京区に登場したのです。

それまで、雨天の場合は中止となっていたのが、

天候に関係なく開催ができるようになりました。

日本武道館は、武道の聖地ですが、

東京ドームの前身である後楽園球場は、プロ野球の聖地でした。

また、今までドーム型の施設というのは、日本には全くなかったのです。

日本万国博覧会で「アメリカ館」という空気圧を利用した、

巨大なテントが作られましたが、これがお手本となったようです。

ちなみに、ドーム内には柱が一つもないのが特徴です。

また、出入りする際に一瞬強い風を感じます。

これはドーム内の気圧を保つために、

絶えず空気を内に送り込んでいるためなのです。

東京ドームのこけら落としは、野球の試合、巨人VS阪神のオープン戦でした。

ミュージシャンとして一番初めに演奏したのは、THE ALFEEです。

但し、単独公演ではなく「マーチングバンド世界選手権」のゲストとしての出演です。

それでは、初の単独公演をしたのは誰でしょうか。

それは、ローリングストーンズのボーカリスト、ミック・ジャガーです。

日本武道館と同様に、海外のアーティストが一番初めにステージに立ったのですね。

それから東京ドームに続いて、福岡ドーム、ナゴヤドーム、大阪ドーム、そして札幌ドームと

5つのドームが次々と作られていきました。

これら全てのドームでコンサートを行う「5大ドームツアー」ができるというのが、

アーティストのステータスとなっていったのです。

そして、初めて5大ドームツアーを成功させたのは、SMAPでした。

東京ドームより大きいライブ会場

東京ドームは55,000席ありますが、それ以上に大きい場所は

あまりないようですね。

5万人や4万人規模の場所はいくつかあるようです。

・日産スタジアム(横浜市)     72,000席

・国立競技場(新宿区)       67,750席

尚、5大ドームといわれている場所の収容人数は以下の通りです。

・福岡PayPayドーム      40,062席

・バンテリンドーム ナゴヤ    36,418席

・京セラドーム大阪        55,000席

・札幌ドーム           53,820席

札幌ドーム以外はネーミングライツにより、企業名が加わった名称となりました。

東京ドームは、野球やコンサート以外にも、展覧会や様々なイベントが開催されています。

それは、〇〇スタジアムや〇〇競技場、〇〇ドームでも同じですね。

東京ドームでライブをした歌手たち

初めに演奏した日本のアーティストは、HOUND DOGでした。

ちなみに、前の年に日本武道館で10日間連続ライブを実現できるほど、

観客の動員力は圧倒的なものだったようです。

その次は、伝説のロックバンド、BOØWYの解散ライブが2日間ありました。

後に、バンドのボーカリストだった氷室京介さんは何度も公演を行い、

そして引退ライブも同じ場所でした。

続いて美空ひばりさんが、演歌歌手として、初めてステージに立ちました。

それは、病気からの復帰公演でもあったのです。

それから長渕剛さん、チェッカーズや尾崎豊さん、安室奈美恵さんなど

多くのアーティストが次々と後に続きました。

もちろん、海外からもAEROSMITH、三大テノール、David Bowieなど

ビッグネームが連なっています。

なお、東京ドームの前身である後楽園球場で、約50年の間に開催されたのは、

たったの17公演でした。

実は、冬の季節には全く開催していません。

やはり屋外では、誰にとっても寒くて厳しかったのでしょうね。

ちなみにそこでは、マドンナ、マイケルジャクソン、

キャンディーズやピンクレディーなど、名前を聞けば誰もが知っている様な

有名アーティストばかりです。

まとめ

5万人以上ものファンを集められる者だけがステージに立てる場所。

その様な影響力のあるアーティストは、多くの国民が知っている、

知名度も高い人達ばかりです。

ですが、まず初めは日本武道館を目標にしているのではないでしょうか。

その後に東京ドーム、そして5大ドームツアーができるようになるのは、

とても大変なことです。

そのようなアーティストは少なくはないですが、

多くもない気がします。

余談ですが、ソールドアウトになった公演では、

チケットを入手できなかったファンも、会場に集まっていることがあります。

それは、恐らく外に漏れ聴こえてくる曲を聴いているのでしょうね。

ライブハウスであれば、音漏れは近隣の迷惑になるため、

防がなければいけない必須項目の一つです。

ですが東京ドーム周辺では、BGMになってるのかもしれません。

東京ドームは、時代が変わっても人気のあるアーティストの解散や、復活、

来日公演が行われてきました。

そして、それらは伝説のライブと言われています。

その様な数々のライブが行われた場所であることが、

「東京ドームでやるなんて、すごい!」と思わせる

一つの理由かもしれません。

目次